Lenovoの2in1モバイルノートパソコン「ThinkPad X1 Yoga(2018)」が対応している4G LTE周波数とスペックをまとめています。
LTEモジュールが選択可能に
直販モデルでは「パフォーマンス」「プレミアム」など様々な構成が用意されていますが、カスタマイズ前の画面ではWWANが搭載できるか分からないようになっています。カスタマイズ前の画面で「WWANなし」と表示されていても大抵は搭載できます。
非常に面倒ですが、カスタマイズ画面でWWANが搭載できるかを確認しましょう。しかしながら、構成によってはWWANが選択できない可能性があります。その場合は構成を見直してみましょう。
LTE対応周波数
LTE Band | docomo | au | softbank | ThinkPad X1 Yoga(2018) |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ | |
8 | ○ | ○ | ||
18 | ○ | ○ | ||
19 | ○ | ○ | ||
21 | ○ | ○ | ||
26 | ○ | ○ | ||
28 | ○ | ○ | ○ | ○ |
41 | ○ | ○ |
基本的に、docomo系SIMを挿して利用したい場合はBand 1/3/19/21、au系SIMはBand 1/18、softbank系SIMはBand 1/3/8に対応していれば、よほどの田舎でない限り使用中に圏外になることはないと思います。
搭載できるSIMカード
対応SIMカードは「nanoSIM」です。標準SIMやmicroSIMは利用できません。
ThinkPad X1 Yoga(2018)スペック
初期導入済OS | Windows 10 Home 64bit |
プロセッサー | 第8世代、第7世代インテルCore プロセッサー |
最大メモリー容量 | 最大16GB(LPDDR3 SDRAM) |
HDDタイプ | 最大1TB SSD(さらに高速なNVMe 選択可能) |
光学ドライブタイプ | なし |
ビデオ・チップ | CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 620) CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620) |
ディスプレイ | LEDバックライト付 14.0型 HDR WQHD IPS液晶 (2560 x 1440) マルチタッチパネル(10点) |
LED バックライト付 14.0型 WQHD IPS液晶 (2560 x 1440) マルチタッチパネル(10点) | |
LED バックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080) マルチタッチパネル(10点) | |
インターフェース (ポート) | HDMI x 1、マイクロフォン・ヘッドフォンコンボジャック イーサネット拡張コネクター x 1 |
インターフェース (USBポート) | USB 3.0 x 2 (内、 Powered USB 3.0 x 1) USB Type-C x 2(DC-in、Thunderbolt3、Video-out機能付き) |
ワイヤレス | インテル Dual Band Wireless-AC 8265 ac/a/b/g/n インテル Tri-Band Wireless-AC 18265 |
Bluetooth | Bluetooth v4.1 |
内蔵カメラ | HD 720p カメラ、ThinkShutter付 HD 720p カメラ+IRカメラ |
カードスロット | microSDメディアカードリーダー |
指紋センサー | あり |
ポインティング・デバイス | TrackPoint+ThinkPadクリックパッド |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約 333 x 229 x 17.05mm |
質量 (バッテリー・パック、を含む) | 約 1.42kg |
バッテリー・パック | 4セル リチウムイオンバッテリー(固定式) |
バッテリー駆動時間 | 最大 約16.3時間 |
SIM | nanoSIM |
ThinkPad X1 Yoga(2018)はディスプレイが360度回転する14型ウルトラスリムモバイルノートブック。
ラップトップモード、タブレットモード、テントモード、スタンドモードと、場合に適したモードを使い分けることが可能です。キーボードにも変化があり、タブレットモード時にはキートップが沈むことでキーボード面がフラットになり、キーがロックされます。これはふたを閉じたときにも適用。ペンも付属しています。
最上位モデルではCPUにCore i7-8650U、メモリは最大16GBが搭載可能。
有線LANポートはついていないので、別売りのドングル(イーサネット拡張コネクタ)が必要です。前面カメラには、使わない場合にカメラ部分を隠しておける「ThinkShutter」というスライドカバーがあるものも選べるのですが、こちらにすると顔認証のためのIRカメラが搭載できないので注意。
前世代のThinkPad X1 Yoga(2017)と比べ、バッテリー使用時間は最大15.6時間→16.3時間へと向上しました。
インターフェースには、USB Type-C×2(1つはThunderbolt 3対応)、USB 3.1 Gen1×1(1つはPowered USB対応)、HDMI×1、イーサネット拡張コネクター2、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャックを搭載しています。
別売りのThinkPad USB Type-CドックをつなげることでDisplay Port、HDMI、USB、ギガビットイーサネット、マイクジャック、セキュリティーキーホールなどを生やすことができます。これにより有線LAN接続をしたり、モニタを接続したり、他モバイル機器に給電するなどが可能。
他、別売りのThinkPadドッキングステーションも似たようなことが可能。こちらはThinkPadを載せるだけで接続できます。
ThinkPad ドッキングステーション | レノボジャパン
他の4G LTEに対応しているThinkPadシリーズについては【5G/4G(LTE)対応「Lenovo ThinkPadシリーズ」対応周波数・スペック比較/まとめ】をご覧ください!
ThinkPad X1 Yoga(2018)はこんな人にオススメ!
- 【社内では】ペーパーレス化が進んでいて、日々オフィス内で持ち運んでいる人
- 【社外では】月1回~週1回程度、自宅でテレワークをしている人
ThinkPad X1 Yoga(2018)で搭載できるCPUについて
ThinkPad X1 Yoga(2018)は以下のCPUのどれかを搭載可能。選んだモデルによっては一部のCPUを選択できないようになっています。
プロセッサ | 動作周波数 | TB利用時の 動作周波数 | コア数 スレッド数 |
Core i7-8650U | 1.9GHz | 4.2GHz | 4コア 8スレッド |
Core i7-8550U | 1.8GHz | 4.0GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-8350U | 1.7GHz | 3.6GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-8250U | 1.6GHz | 3.4GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-7300U | 2.6GHz | 3.5GHz | 2コア 4スレッド |
Core i5-7300U以外、コア数スレッド数は同じなので、あとは動作周波数やターボ・ブースト利用時の動作周波数でどれにするか決めましょう。
Core i5-8350U、Core i7-8550Uあたりが良さそうです。CPUをグレードアップするかどうかは自分の財布と相談してください。
ThinkPad X1 Yoga(2018)のメモリについて
ThinkPad X1 Yoga(2018)のメモリは8GBまたは16GBです。
メモリはオンボード(ノートパソコンの基盤に直接はんだ付け)なので、後からメモリを増設したり交換することが一切できません。注文時にメモリを増やすようにしましょう。
ThinkPad X1 Yoga(2018)のSSDについて
ThinkPad X1 Yoga(2018)はM.2 SSDを搭載しています。最大で1TBのM.2 SSDを搭載できます。
ThinkPad X1 Yoga(2018)を購入
Lenovo直販ではフルカスタマイズができ、ある程度の範囲で好きな構成で購入することが可能です。
ほぼ常にクーポンが配信されており、クーポンを適用することでどこよりも安く購入できます。
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