Lenovoの14型2-in-1ノートパソコン「ThinkPad X1 Yoga(2019)」が対応している4G LTE周波数とスペックをまとめています。2018年モデルとのスペックも比較!
ThinkPad X1 Yoga(2019)スペック
初期導入済OS | Windows 10 Home 64bit |
プロセッサー | 第10世代 インテルCore プロセッサ |
最大メモリー容量 | 最大16GB(LPDDR3 SDRAM) |
HDDタイプ | 最大2TB SSD |
光学ドライブタイプ | なし |
ビデオ・チップ | CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620) |
ディスプレイ | LED バックライト付 14.0型 UHD DOLBY Vision IPS液晶 (3840 x 2160) マルチタッチパネル(10点) |
LED バックライト付 14.0型 WQHD IPS液晶 (2560 x 1440) マルチタッチパネル(10点) | |
LED バックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080) マルチタッチパネル(10点) | |
LED バックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080) マルチタッチパネル(10点) ThinkPad Privacy Guard | |
インターフェース | USB 3.1 Gen1 x 2(内、Powered USB x 1) USB 3.1 Gen2 Type-C x 2 (Thunderbolt3 対応) HDMI×1 マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック イーサネット拡張コネクター2 |
Bluetooth | Bluetooth v5.0 |
内蔵カメラ | HD 720p カメラ、ThinkShutter付 HD 720p カメラ+IRカメラ、ThinkShutter付 |
ポインティング・デバイス | TrackPoint+ThinkPadクリックパッド |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約 323 x 218 x 15.5mm |
質量(バッテリー・パック、を含む) | 約 1.36kg~ |
バッテリー・パック | 4セル リチウムイオンバッテリー(固定式) |
バッテリー駆動時間 | 最大 約19時間 |
SIMサイズ | nanoSIM |
ThinkPad X1 Yoga(2019)はディスプレイが360度回転する14型回転型マルチモード2-in-1。ディスプレイは最大でUHD(4K)液晶を選ぶことができます。タッチパネルにも対応。
最上位モデルではCPUにCore i7-8665U、メモリは最大16GBが搭載可能、ストレージには最大2TBのM.2 PCIe NVMe SSDが搭載可能となっています。
2019年モデルのThinkPad X1 Yogaは、オンライン会議機能を大幅に強化。
ディスプレイ上部に搭載されている4つの360度全方位マイクは優れた感度をもち、4m先の音声もクリアに集音。スピーカーはキーボード面にツイーターを2つ、底面にウーファーを2つ配置しています。スピーカーシステムにはDolby Atomosを採用。
FHDディスプレイだと、ボタンひとつで簡単にディスプレイの視野角を狭めて、左右からの覗き見を防止する「ThinkPad Privacy Guard」搭載モデルが選択可能になります。
前面カメラには、使わない場合にカメラ部分を隠しておける「ThinkShutter」というスライドカバーがあるものも選べるのですが、こちらにすると顔認証のためのIRカメラが搭載できないので注意。
充電式タッチペンの ThinkPad Pen Proが付属しており、サイドに収納スペースが搭載。ドキュメントに署名したり、メモを取ったりすることができます。インク切れの心配もなく、バッテリーも不要です。
ThinkPad X1 Yoga(2019)はこんな人にオススメ!
- 【社内では】外付けディスプレイに接続してデスクワークする人
- 【社外では】日々高頻度で持ち歩いて、出先のカフェなどでも仕事に利用する人
搭載しているインターフェース
インターフェースには、
- ペンスロット
- 電源ボタン
- Powered USB3.1 Gen1
- セキュリティキーホール
- USB3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応)
- USB3.1 Type-C(Thunderbolt 3対応)
- イーサネット拡張コネクター2
- USB3.1 Gen1
- HDMI
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
が搭載されています。
別売りのThinkPad USB Type-CドックをつなげることでDisplay Port、HDMI、USB、ギガビットイーサネット、マイクジャック、セキュリティーキーホールなどを生やすことができます。これにより有線LAN接続をしたり、モニタを接続したり、他モバイル機器に給電するなどが可能。
有線LANポートはついていないので、別売りのドングル(イーサネット拡張コネクタ)が必要です。
他、別売りのThinkPadドッキングステーションも似たようなことが可能。こちらはThinkPadを載せるだけで接続できます。
ThinkPad ドッキングステーション | レノボジャパン
他の5G/4Gに対応しているThinkPadシリーズはこちら
【5G/4G(LTE)対応「Lenovo ThinkPadシリーズ」対応周波数・スペック比較/まとめ】をご覧ください!
ThinkPad X1 Yoga(2019)で搭載できるCPUについて
ThinkPad X1 Yoga(2019)は以下のCPUのどれかを搭載可能。選んだモデルによっては一部のCPUを選択できないようになっています。
2019年10月11日より、CPUにIntel第10世代が搭載可能になりました。
プロセッサ | 動作周波数 | TB利用時の 動作周波数 | コア数 スレッド数 |
Core i7-10710U | 1.10 GHz | 4.70 GHz | 6コア 12スレッド |
Core i7-10510U | 1.80 GHz | 4.90 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-10210U | 1.60 GHz | 4.20 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i7-8665U | 1.90 GHz | 4.80 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i7-8565U | 1.80 GHz | 4.60 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-8365U | 1.60 GHz | 4.10 GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-8265U | 1.60 GHz | 3.90 GHz | 4コア 8スレッド |
CPUをグレードアップするかどうかは自分の財布と相談してください。
ThinkPad X1 Yoga(2019)のメモリについて
ThinkPad X1 Yoga(2019)のメモリは8GBまたは16GBです。
メモリはオンボード(ノートパソコンの基盤に直接はんだ付け)なので、後からメモリを増設したり交換することが一切できません。注文時にメモリを増やすようにしましょう。
ThinkPad X1 Yoga(2019)のSSDについて
ThinkPad X1 Yoga(2019)はM.2 SSDを搭載しています。最大で2TBのM.2 SSDを搭載できます。
LTEモジュールが選択可能
LTEモジュールが搭載可能!カスタマイズの「WWAN」の項目でWWAN対応を選びましょう。
時期によっては選べない場合、値段が異なる場合もあるかもしれないので構成ページで要確認です。
直販モデルでは「パフォーマンス」「プレミアム」など様々な構成が用意されていますが、カスタマイズ前の画面ではWWANが搭載できるか分からないようになっています。カスタマイズ前の画面で「WWANなし」と表示されていても大抵は搭載できます。
非常に面倒ですが、カスタマイズ画面でWWANが搭載できるかを確認しましょう。しかしながら、構成によってはWWANが選択できない可能性があります。その場合は構成を見直してみましょう。
LTE対応周波数
LTE Band | docomo | au | softbank | ThinkPad X1 Yoga(2019) |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ | ○ |
8 | ○ | ○ | ||
18 | ○ | ○ | ||
19 | ○ | ○ | ||
21 | ○ | ○ | ||
26 | ○ | ○ | ||
28 | ○ | ○ | ○ | ○ |
41 | ○ | ○ |
基本的に、docomo系SIMを挿して利用したい場合はBand 1/3/19/21、au系SIMはBand 1/18、softbank系SIMはBand 1/3/8に対応していれば、よほどの田舎でない限り使用中に圏外になることはないと思います。
搭載できるSIMカード
対応SIMカードは「nanoSIM」です。標準SIMやmicroSIMは利用できません。
2018年モデルとのスペック比較
2018年モデルのThinkPad X1 Yogaと比較して、大きく異なる部分をピックアップ。
カスタマイズで可能な最大スペックでの比較になります。
2018年モデル | 2019年モデル | |
プロセッサ | Core i7-8650U | Core i7-10710U |
ディスプレイ | 14.0型 HDR WQHD IPS液晶 (2560 x 1440) | 14.0型 HDR UHD DOLBY Vision IPS液晶 (3840 x 2160) |
搭載HDD | 最大1TB SSD | 最大2TB SSD |
前面カメラ | HD 720p カメラ、ThinkShutter付 HD 720p カメラ+IRカメラ | HD 720p カメラ、ThinkShutter付 HD 720p カメラ+IRカメラ、ThinkShutter付 |
バッテリー駆動時間 | 最大約16.3時間 | 最大約19時間 |
重さ | 約1.42kg~ | 約1.36kg〜 |
サイズ(幅×奥行き×高さ) | 約 333 x 229 x 17.05mm | 約323 × 218 × 15.5mm |
ThinkPad Privacy Guard | 搭載不可 | 搭載可能 |
2018年モデルと異なる点として、4Kディスプレイが選択可能になったことや、IRカメラにもThinkShutterを搭載可能になったこと(4K選択すると搭載不可)、「ThinkPad Privacy Guard」搭載モデルが選択可能になることなどがあげられます。
また、搭載可能のプロセッサはCore i7-8650UからCore i7-8665Uへ、搭載できるストレージは最大1TBから2TBへと増えました。
2018年モデルのバッテリー駆動時間は最大16.3時間→約19時間と、2.7時間も増えました。
重さは約1.42kgから約1.36kgと軽量化。サイズも2018年モデルより、幅が1cm、奥行きが1.1cm、厚みが2mmほど薄くなり、全体的に小さくなりました。
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