Lenovoの14型モバイルノートパソコン「ThinkPad T480s」が対応している4G LTE周波数とスペックをまとめています。T470sとの比較も行っています。
LTEモジュールが選択可能に
LTEモジュールが搭載可能になりました!カスタマイズの「Integrated Mobile Broadband」の項目でFibocom L850-GLを選びましょう。
時期によっては選べない場合、値段が異なる場合もあるかもしれないので構成ページで要確認です。
直販モデルでは「パフォーマンス」「プレミアム」など様々な構成が用意されていますが、カスタマイズ前の画面ではWWANが搭載できるか分からないようになっています。カスタマイズ前の画面で「WWANなし」と表示されていても大抵は搭載できます。
非常に面倒ですが、カスタマイズ画面でWWANが搭載できるかを確認しましょう。しかしながら、構成によってはWWANが選択できない可能性があります。その場合は構成を見直してみましょう。
LTE対応周波数
LTE Band | docomo | au | softbank | ThinkPad T480s |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ | |
8 | ○ | ○ | ||
18 | ○ | ○ | ||
19 | ○ | ○ | ||
26 | ○ | ○ | ||
28 | ○ | ○ | ○ | ○ |
41 | ○ | ○ |
基本的に、docomo系SIMを挿して利用したい場合はBand 1/3/19/21、au系SIMはBand 1/18、softbank系SIMはBand 1/3/8に対応していれば、よほどの田舎でない限り使用中に圏外になることはないと思います。
ThinkPad T480sは
搭載できるSIMカード
対応SIMカードは「nanoSIM」です。標準SIMやmicroSIMは利用できません。
搭載されているLTEモジュールについて
LenovoのLTE対応ノートパソコンに搭載されているLTEモジュールは、Fibocom製の「L850-GL」になります。
Fibocom L850-GLのスペックは以下の通り。対応周波数帯のみ書きだしているので、その他詳細が知りたい人はFibocomのページをご覧ください。
LTE FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B21/B26/B28/B29/B30/B66
LTE TDD:B38/B39/B40/B41
WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8
ThinkPad T480sスペック
初期導入済OS | Windows 10 Home 64bit |
プロセッサー | 第8世代 、第7世代 インテルCore プロセッサー |
最大メモリー容量 | 最大24GB (PC4-19200 DDR4 SDRAM) |
最大搭載メモリー数(スロット数) | 最大1 |
HDDタイプ | 最大1TB SSD(さらに高速なNVMe 選択可能) |
光学ドライブタイプ | なし |
ビデオ・チップ | CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 620) CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620) NVIDIA Geforce MX150 |
ディスプレイ | LED バックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080) マルチタッチ対応(10点)、光沢なし |
LED バックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし | |
LED バックライト付 14.0型 WQHD IPS液晶 (2560 x 1440)、光沢なし | |
インターフェース(ポート) | HDMI x 1、RJ-45 x 1、マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック ドッキングコネクター x 1 (USB Type C x 2と兼用) |
インターフェース(USBポート) | USB 3.0 x 2 (内、 Powered USB 3.0 x 1) USB Type-C x 2(DC-in、Video-out機能付き(内、 Thunderbolt3 x 1)) |
ワイヤレス | インテル Dual Band Wireless-AC 8265 ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth v4.1 |
イーサネット | 10BASE-T/100BASE-T x /1000BASE-T |
内蔵カメラ | カメラなし HD 720p カメラ 、ThinkShutter付 HD 720p カメラ+IRカメラ |
カードスロット | スマートカードリーダー(カスタマイズによる選択) 3 in 1メディアカードリーダー(標準搭載) |
指紋センサー | 搭載可能(カスタマイズによる選択) |
ポインティング・デバイス | TrackPoint+ThinkPadクリックパッド |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約 331mm x 226.8 mm x 18.45mm |
質量(バッテリー・パックを含む) | 約1.32kg~ |
バッテリー・パック | 3セル リチウムイオンバッテリー (固定式) |
バッテリー駆動時間 | 最大 約15.4時間 |
本体カラー | ブラック |
SIMサイズ | nanoSIM |
ThinkPad T480sは14.0型のビジネス向けモバイルノートPC。最高でWQHD液晶(2560x1440)にカスタマイズ可能。
最上位モデルではCPUにCore i7-8650U、メモリ最大24GBを搭載可能。グラフィックスには、珍しくNVIDIA Geforce MX150が搭載可能なので、グラフィックス重視の方にもオススメ。バッテリー駆動時間は最大約15.4時間。
ThinkPad T480sは社内業務が中心だけども客先への方面やテレワークなど社外での作業を行う機会がある従事者向けのオールマイティなモデル。
前面のカメラには、使わない場合にカメラ部分を隠せる「ThinkShutter」というスライドカバーがあるものも選択可能ですが、こちらにすると顔認証のためのIRカメラが選べないので注意。
インターフェースには1つがThunderbolt 3に対応したUSB Type-C×2、Powered USB 3.0を1個含むUSB 3.0×2、HDMI×1、RJ-45×1が搭載。別売りのThinkPad USB Type-Cドックを2つのUSB Type-C部分に接続することでDisplay Port、HDMI、USB、ギガビットイーサネット、マイクジャック、セキュリティーキーホールなどを搭載しています。
これにより有線LAN接続をしたり、HDMI端子にモニタを接続したり、他のモバイル機器に給電するなどが可能です。
他、別売りのThinkPadドッキングステーションも似たようなことが可能。こちらはThinkPadを載せるだけで接続できます。
他の4G LTEに対応しているThinkPadシリーズについては【5G/4G(LTE)対応「Lenovo ThinkPadシリーズ」対応周波数・スペック比較/まとめ】をご覧ください!
ThinkPad T480sはこんな人にオススメ!
- 【社内では】ペーパーレス化が進んでいて、日々オフィス内で持ち運んでいる人
- 【社外では】月1回~週1回程度、自宅でテレワークをしている人
ThinkPad T480sとT470sを比較
ThinkPad T480s | ThinkPad T470s | |
プロセッサ | 第7世代 or 第8世代インテルCore | 第7世代インテルCore |
グラフィックス | CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 620) CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620) NVIDIA Geforce MX150 | CPU内蔵(インテル HD グラフィックス 620) |
サイズ(最薄モデル) | 約331mm x 226.8 mm x 18.45mm | 約331 x 226.8 x 16.9mm |
インターフェース | USB Type-C x 2(1つはThunderbolt 3対応) HDMI x 1 USB 3.0 x 2 (内、Powered USBx1) 有線LANポート | USB Type-C x 1(Thunderbolt 3対応) HDMI x 1 USB 3.0 x 3 (内、Powered USBx1) 有線LANポート |
バッテリー駆動時間(最大) | 約15.4時間 | 約11.1時間 |
ThinkPad T480sはプロセッサで第8世代を選択できること、またT470sと比べバッテリー駆動時間が約11.1時間→約15.4時間と大幅に向上しているところが特徴です。
またグラフィックスのカスタマイズで、T480sはNVIDIA Geforce MX150が搭載可能です。
ThinkPad T480sで搭載できるCPUの評価
ThinkPad T480sは以下の4つのCPUのどれかを搭載しています。選んだモデルによっては一部のCPUを選択できないようになっています。
プロセッサ | 動作周波数 | TB利用時の 動作周波数 | コア数 スレッド数 |
Core i7-8650U | 1.9GHz | 4.2GHz | 4コア 8スレッド |
Core i7-8550U | 1.8GHz | 4.0GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-8350U | 1.7GHz | 3.6GHz | 4コア 8スレッド |
Core i5-8250U | 1.6GHz | 3.4GHz | 4コア 8スレッド |
コア数スレッド数は同じなので、あとは動作周波数やターボ・ブースト利用時の動作周波数でどれにするか決めましょう。
Core i5-8350U、Core i7-8550Uあたりが良さそうです。CPUをグレードアップするかどうかは自分の財布と相談してください。
ThinkPad T480sのメモリの評価
ThinkPad T480sメモリは、カスタマイズでは4GB/8GB/12GB/16GB/20GB/24GBまで選択できるようになっています。
一番グレードの低いモデルだと4GB搭載しています。最低でも8GBは欲しいです。16GBあればメモリ不足に陥ることはまずないと思います。
メモリはオンボード(ノートパソコンの基盤に直接はんだ付け)なので、後からメモリを増設したり交換することが一切できません。注文時にメモリを増やすようにしましょう。
ThinkPad T480sのSSDの評価
ThinkPad T480sはM.2 SSDを搭載しています。最大で1TBのM.2 SSDを搭載できます。
ThinkPad T480sを購入
Lenovo直販ではフルカスタマイズができ、ある程度の範囲で好きな構成で購入することが可能です。
ほぼ常にクーポンが配信されており、クーポンを適用することでどこよりも安く購入できます。
レノボ公式オンラインストアは注文金額にかかわらず日本全国送料無料です。
ThinkPad T480sの購入はLenovo公式オンラインストアから!