ThinkPad X1 Carbon Gen 9とThinkPad X13 Gen 2のスペック比較・違いをまとめています。
ThinkPad X1 Carbon Gen 9とThinkPad X13 Gen 2のスペック比較
ともにThinkPadの薄型軽量ノートPCである「ThinkPad X1 Carbon Gen 9」と「ThinkPad X13 Gen 2」ですが、スペックがどう異なるのかを比較していこうと思います。
スペック比較表
ThinkPad X1 Carbon Gen 9 | ThinkPad X13 Gen 2 | |
価格 | 16万3680円~ | 10万9824円~ |
プロセッサー | インテル Core i7-1185G7 プロセッサー インテル Core i7-1165G7 プロセッサー インテル Core i5-1145G7 プロセッサー インテル Core i5-1135G7 プロセッサー インテル Core i3-1115G4 プロセッサー |
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最大メモリー容量 | 8GB/16GB/32GB | |
最大搭載メモリー数(スロット数) | 不明 | 0(オンボード) |
HDDタイプ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
光学ドライブタイプ | なし | |
ビデオチップ | CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス) | i7, i5の場合 : CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス) i3の場合 : CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス) |
ディスプレイ (最高スペックのもの) |
14.0インチ WQUXGA IPS液晶 (3840 x 2400) | 13.3型 WQXGA IPS液晶 (2560 x 1600) |
タッチパネル対応 ディスプレイ |
あり(WUXGAの場合のみ) | あり(WUXGAの場合のみ) |
インターフェース | USB 4 (Thunderbolt4 対応) x 2 USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen1 x 1 HDMI x1 マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック |
USB 4 (Thunderbolt4 対応) x 2 USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen1 x 1 HDMI x1 イーサネット拡張コネクター2 x 1 ドッキングコネクター x 1 (USB Type C x 2& イーサネット拡張コネクター2と兼用) |
ワイヤレスWAN | 5G/4G | |
Bluetooth | 搭載 | |
Wi-Fi | インテル Wi-Fi 6 AX200 a/b/g/n/ac/ax | インテル Wi-Fi 6 AX200 a/b/g/n/ac/ax インテル Wi-Fi 6E AX210 a/b/g/n/ac/ax |
カメラ | HD720p + IRカメラ (プライバシーシャッター付) HD720pカメラ (プライバシーシャッター付) |
FHD 1080p カメラ、IRカメラ (プライバシーシャッター付) HD 720p カメラ (プライバシーシャッター付) |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約314.5x221.6x14.9mm | 約 305.8x217.39x18.97mm(カーボン素材) 約 305.8x217.06x18.19mm(PPS樹脂素材) |
質量 | 約1.13kg~ | カーボン素材+WUXGA+41Whバッテリ 約 1.19kg~ PPS樹脂+WQXGA+41Whバッテリ 約 1.21kg~ PPS樹脂+WUXGA+41Whバッテリ 約 1.25kg~ カーボン素材+WUXGA+54.7Whバッテリ 約 1.26kg~ PPS樹脂+WQXGA+54.7Whバッテリ 約 1.26kg~ PPS樹脂+WUXGA+54.7Whバッテリ 約 1.31kg~ |
バッテリー・パック | 4セルリチウムイオンバッテリー (固定式) | 4セルリチウムイオンバッテリー (固定式) 3セルリチウムイオンバッテリー (固定式) |
バッテリー駆動時間 | 最大約26時間 | 最大 約24時間(4セル 54.7Wh) 最大 約17.8時間(3セル 41Wh) |
SIM | nanoSIM |
搭載できるCPUやメモリ、ストレージは同じです。
また、どちらも内蔵GPUにインテル Iris Xe グラフィックスを搭載しています。(ThinkPad X13 Gen 2はi3除く)
ワイヤレス通信はどちらも5Gや4Gを利用可能です。
ThinkPad X1 Carbon Gen 9は名称の通りすべてカーボン素材ですが、ThinkPad X13 Gen 2はカーボン素材とPPS樹脂素材の2つが販売されています。
ThinkPad X1 Carbon Gen 9の主なポイント
- ちょっと高い
- カーボンファイバー素材なので軽い、高耐久
- 14インチ、WQXUGA(3840 x 2400)のIPS液晶を搭載可能
WUXGA(1920 x 1200)ならタッチパネル対応 - 5Gに対応
- 重さ約1.13kg~
- バッテリー駆動時間最大約26時間
最安で16万台と、少し高めの部類に入ります。
カーボンファイバー素材のみで、14インチ、WQXGAの液晶が搭載可能となっています。WUXGAを選択すればタッチパネルを搭載することもできます。
なるべく大きい画面、高解像度のPCがいい場合はこちらかもしれません。
ThinkPad X13 Gen 2の主なポイント
- カーボンファイバー素材か、PPS樹脂素材から選べる
- 13.3インチ、WQXGA(2560 x 1600)のIPS液晶を搭載可能
WUXGA(1920 x 1200)ならタッチパネル対応 - フルHD 1080pのWebカメラを搭載可能
- 5Gに対応
- Wi-Fi 6Eに対応
- 最軽量構成だと重さ約1.19kg~
- バッテリー駆動時間(4セル選択時)最大約24時間
- イーサネット拡張コネクターと、ドッキングコネクターが搭載
カーボンファイバー素材もしくはPPS樹脂素材の2パターンが販売されています。カーボン素材のほうが軽めで、耐久性も高くなります。
ただしWQXGA液晶だとカーボン素材は選択できないようです。(WUXGAのみ)
13.3インチのWQXGA液晶を搭載可能です。WUXGAを選択すればタッチパネルを搭載することもできます。
ThinkPad X1 Carbon Gen 9のWebカメラはHD 720pしか選べませんが、ThinkPad X13 Gen 2ではフルHD 1080pが搭載可能となっています。
また、最新のWi-Fi規格、Wi-Fi 6Eに対応しています。多数のデバイスが接続されているネットワーク上でも、高速で信頼性の高い通信が可能です。
通常のWi-Fi 6は2.4GHzと5GHzに対応していますが、Wi-Fi 6Eは加えて6GHzに対応しており、拡張を意味するExpandのEがついています。
インターフェースにイーサネット拡張コネクターと、ドッキングコネクター(USB Type C x 2&イーサネット拡張コネクター2と兼用)が搭載されています。
別売りのThinkPad イーサネット拡張ケーブル 2を繋げば有線LAN接続が可能になり、別売りのドッキングデバイスを繋げば有線LANやディスプレイ接続のためのポートを増やすことが可能になります。