Lenovoの5G/4G対応ノートPC「ThinkPad X1 Carbon Gen 12」が対応しているスペックをまとめています。
ThinkPad X1 Carbon Gen 12スペック
レノボ・ジャパン公式直販で販売されているSIMフリーモデルについてまとめています。スペックは時期によって選択できない場合があります。
初期導入済OS | Windows 11 Pro 64bit その他のエディション選択可能 |
プロセッサー | インテル Core Ultra 7 vPro Enterprise プロセッサー 165U インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U インテル Core Ultra 5 vPro Enterprise プロセッサー 135U インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H |
最大メモリー容量 | オンボード: 16GB/32GB/64GB 最大64GB |
メモリースロット数 | 0 |
HDDタイプ | 256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
光学ドライブタイプ | なし |
ビデオチップ | CPU内蔵(インテル Arcグラフィックス) CPU内蔵(インテルグラフィックス) |
ディスプレイ | 14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800) マルチタッチ対応(10点) ブルーライト軽減 |
14.0型 2.8K OLED (2880 x 1800) ブルーライト軽減 |
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14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200) Privacy Guard、光沢なし |
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14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200) マルチタッチ対応(10点)、省電力 ブルーライト軽減、光沢なし |
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14.0型 WUXGA IPS液晶(1920 x 1200) 省電力、光沢なし |
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インターフェース | USB4 (Thunderbolt™ 4 対応) x 2 USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 USB 3.2 Gen 1 x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
ワイヤレスWAN | 対応(4G LTE/5G Sub6) |
Bluetooth | v5.3 |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
カメラ | インカメラ: 全てプライバシーシャッター付き
8MP+IR カメラ MIPI 人感検知機能付き |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約 312.8 x 214.75 x 14.96mm |
質量(バッテリー・パック、を含む) | 約 1.08kg~ |
バッテリー・パック | 固定式 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー 57Whr |
バッテリー駆動時間 (JEITA測定法 3.0) |
動画再生時 最大約12.8時間 アイドル時 最大約35.4時間 |
SIM | nanoSIM |
ThinkPad X1 Carbon Gen 12は重さが約1.08kg~。薄型軽量でThinkPadシリーズの中でもオススメです。
ディスプレイは14型、解像度2.8k(2880 x 1800ドット)などが選択可能です。タッチパネルも搭載可能です。
最上位モデルではCPUにインテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H、メモリは最大64GB、ストレージには最大2TBのSSDを搭載可能となっています。
カメラ部分には、プライバシー保護やセキュリティ対策に有効な開閉式カメラカバーThinkShutterも搭載されています。
搭載されているインターフェース
インターフェースには、
- USB 3.2 Gen 1
- Thunderbolt 4
- Nano SIMスロット(オプション)
- 電源ボタン
- マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
- USB 3.2 Gen 1
- HDMI
- セキュリティキーホール
が搭載されています。
ThinkPad X1 Carbon Gen 12で搭載できるCPUについて
ThinkPad X1 Carbon Gen 12は以下のいずれかのCPUを搭載しています。
プロセッサ | TB利用時の 動作周波数 |
コア数 スレッド数 |
vPro対応 |
Core Ultra 7 155H | 4.8 GHz | 16コア 22スレッド |
- |
Core Ultra 5 135H | 4.6 GHz | 14コア 18スレッド |
- |
Core Ultra 7 165U | 4.9 GHz | 12コア 14スレッド |
Enterprise |
Core Ultra 7 155U | 4.8 GHz | 12コア 14スレッド |
- |
Core Ultra 5 135U | 4.4 GHz | 12コア 14スレッド |
Enterprise |
Core Ultra 5 125U | 4.3 GHz | 12コア 14スレッド |
- |
パフォーマンスを重視するのであればCore Ultra Hシリーズ、低消費電力を重視するのであればCore Ultra Uシリーズです。なお2024年5月20日時点ではHシリーズは選択できませんでした。
一部のCPUはvProに対応しています。OSが起動していないPCでも遠隔操作ができるなど、企業内でリモート管理などをする際に役立ちます。
大企業が利用することを想定したフル機能を搭載した「Enterprise」と、中小企業や個人事業主が利用することを想定した「Essentials」にわかれます。
インテル®_vPro®_プラットフォームとは | Intel Japan
グラフィックスにはインテル Arc グラフィックスを搭載(Hシリーズ)
Core Ultra Hシリーズのグラフィックスにはインテル Arc グラフィックスを内蔵しています。
Core Ultra UシリーズのIntel CPUに内蔵されているインテルグラフィックスよりもグラフィックス性能が上になっています。
ディスプレイは14型、2.8Kなどが選択可能。タッチパネルも搭載可能
ディスプレイは14型で、解像度は2.8K, WUXGAから選ぶことができます。どちらもタッチパネルに対応可能です。
2.8KはOLED(有機EL)ディスプレイが搭載されています。他の解像度はIPS液晶となっています。
ボタンひとつで簡単にディスプレイの視野角を狭めて、左右からの覗き見を防止する「ThinkPad Privacy Guard」搭載モデルも選択可能です。
アスペクト比が16:10
他機種のノートパソコンにおけるアスペクト比は16:9がほとんどです。
しかしLenovoでは多くの機種が16:10となっています。
16:9と比べ縦方向に表示領域が増えることで、より利用しやすくなります。
ThinkPad X1 Carbon Gen 12のメモリについて
ThinkPad X1 Carbon Gen 12のメモリは最大64GBを搭載可能です。
メモリはオンボード(ノートパソコンの基盤に直接はんだ付け)なので、交換することはできません。16GB/32GB/64GBから選択可能です。
ThinkPad X1 Carbon Gen 12のSSDについて
ThinkPad X1 Carbon Gen 12はM.2 SSDを搭載しています。最大で2TBのM.2 SSDを搭載できます。
顔認証・指紋認証に対応可能
インカメラはFHDの1080pか、4K 800万画素のIRカメラを搭載可能です。
人感センサー付き800万画素のIRカメラを搭載すれば、顔認証に対応させることができます。
また、指紋センサーが搭載されているため指紋認証にも対応しています。
オンライン会議に向いているスピーカーとマイク
本体両側には、オンライン会議などで人間の声が聞こえやすく、臨場感があふれるDolby Atmosスピーカーを配置しています。
AIベースのノイズキャンセリング機能を備えた2つの360度マイクとDolby Voice、Dolby Atmosを組み合わせることで、オンラインでも対面さながらのリアルな会議体験を実現しています。
新しいマイク設計により、マイク感度、音声の明瞭度、外部ノイズ抑制性能などが向上しています。
最新のWi-Fi規格 Wi-Fi 6Eに対応(Win11のみ)
Windows 11環境では、最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6Eに対応しています。多数のデバイスが接続されているネットワーク上でも、高速で信頼性の高い通信が可能です。
通常のWi-Fi 6は2.4GHzと5GHzに対応していますが、Wi-Fi 6Eは加えて6GHzに対応しており、拡張を意味するExpandのEがついています。
Windows 10では利用することができません。
詳しく知りたい人はこちらから。
5G/4G対応周波数について
ThinkPad X1 Carbon Gen 12は5G通信に対応している通信モジュールを搭載することができます。
搭載できるモジュールは2種類あり、5G/4Gに対応しているQuectel RM520N-GL 5G Sub6と、4Gに対応しているQuectel EM160R-GL-16 4G LTE CAT16を選ぶことができます。
ここで選択を間違えると5Gが使えない!なんてことになるので気をつけてください。
Quectel RM520N-GL 5G Sub6選択時
Quectel RM520N-GL 5G Sub6を選ぶと5G対応になります。もちろん4Gも利用できます。
基本的にまんべんなく対応しているので、どのキャリアの回線を選んでも確実に利用できます。
5G Band | docomo | au | softbank | 楽天 | ThinkPad X1 Carbon Gen 12 |
n77 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
n78 | ○ | ○ | ○ | ||
n79 | ○ | ○ |
4G LTE Band | docomo | au | softbank | 楽天 | ThinkPad X1 Carbon Gen 12 |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
8 | ○ | ○ | |||
18 | ○ | ○ | ○ | ||
19 | ○ | ○ | |||
21 | ○ | - | |||
26 | ○ | ○ | ○ | ||
28 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
41 | ○ | ○ | |||
42 | ○ | ○ | ○ | ○ |
Quectel EM160R-GL-16 4G LTE CAT16選択時
Quectel EM160R-GL-16 4G LTE CAT16を選ぶと4G対応になります。5Gには対応しません。
対応している周波数は以下の通り。
4G LTE Band | docomo | au | softbank | 楽天 | ThinkPad X1 Carbon Gen 12 |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
3 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
8 | ○ | ○ | |||
18 | ○ | ○ | ○ | ||
19 | ○ | ○ | |||
21 | ○ | - | |||
26 | ○ | ○ | ○ | ||
28 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
41 | ○ | ○ | |||
42 | ○ | ○ | ○ | ○ |
搭載できるSIMカード
対応SIMカードは「nanoSIM」です。標準SIMやmicroSIMは利用できません。
ThinkPad X1 Carbon Gen 11とスペック比較
選択可能な最高スペックでの比較になります。
CPUが異なるだけで基本的にスペックは大きく変わっていません。若干軽量に、バッテリー持ちも長くなりました。
ThinkPad X1 Carbon Gen 12 | ThinkPad X1 Carbon Gen 11 | |
プロセッサー | Core Ultra 7 165U | Core i7-1365U |
最大メモリー容量 | 64GB | 64GB |
ディスプレイ | 14.0型 2.8k OLED(2880 x 1800) |
14.0型 2.8k OLED(2880 x 1800) |
グラフィックス | インテル Arc グラフィックス | インテル Iris Xe グラフィックス |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) | 約 312.8 x 214.75 x 14.96mm | 約 315.6×222.5×15.4mm |
質量(バッテリー・パック、を含む) | 約 1.08kg~ | 約1.12kg~ |
バッテリー駆動時間 | 最大約35.4時間 | 最大約28.5時間 |
他の5G/4Gに対応しているThinkPadシリーズはこちら
【5G/4G対応「Lenovo ThinkPadシリーズ」対応周波数・スペック比較/まとめ】をご覧ください!
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