LenovoのRyzen Pro/Radeon Vegaグラフィックス搭載12.5型ノートPC「ThinkPad A285」が対応している4G LTE周波数とスペックをまとめています。
LTEモジュールが選択可能
直販モデルでは「パフォーマンス」「プレミアム」など様々な構成が用意されていますが、カスタマイズ前の画面ではWWANが搭載できるか分からないようになっています。カスタマイズ前の画面で「WWANなし」と表示されていても大抵は搭載できます。
非常に面倒ですが、カスタマイズ画面でWWANが搭載できるかを確認しましょう。しかしながら、構成によってはWWANが選択できない可能性があります。その場合は構成を見直してみましょう。
LTE対応周波数
LTE Band | docomo | au | softbank | ThinkPad A285 |
1 | ○ | ○ | ○ | ○ |
3 | ○ | ○ | ○ | |
8 | ○ | ○ | ||
18 | ○ | ○ | ||
19 | ○ | ○ | ||
26 | ○ | ○ | ||
28 | ○ | ○ | ○ | ○ |
41 | ○ | ○ |
基本的に、docomo系SIMを挿して利用したい場合はBand 1/3/19/21、au系SIMはBand 1/18、softbank系SIMはBand 1/3/8に対応していれば、よほどの田舎でない限り使用中に圏外になることはないと思います。
ThinkPad A285はBand 21に対応していませんが、Band 21は地方都市向けの速度補助的なLTE帯なのでそこまで深刻に気にする必要はないでしょう。
搭載できるSIMカード
対応SIMカードは「nanoSIM」です。標準SIMやmicroSIMは利用できません。
ThinkPad A285スペック
初期導入済OS |
Windows 10 Home 64bit
Windows 10 Home 64bit |
プロセッサー | AMD Ryzen 3 Pro 2300U AMD Ryzen 5 Pro 2500U AMD Ryzen 7 Pro 2700U |
最大メモリー容量 | 最大16GB(PC4-19200 DDR4 SDRAM) |
HDDタイプ | 128GB SSD NVMe M.2 2280 180GB SSD (M.2 2280) 256GB SSD (M.2 2280, NVMe) 512GB SSD (M.2 2280, NVMe) |
光学ドライブタイプ |
なし
|
ビデオ・チップ | APU内蔵 AMD Radeon Vega6グラフィックス AMD Radeon Vega8グラフィックス AMD Radeon Vega10グラフィックス |
ディスプレイ | LED バックライト付 12.5型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080) マルチタッチ対応(10点)、光沢なし LED バックライト付 12.5型 FHD IPS液晶 (1920 x 1080)、光沢なし LED バックライト付 12.5型 HD TN液晶 (1366 x 768)、光沢なし |
インターフェース | HDMI x 1 マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック イーサネット拡張コネクター2 x 1 ドッキングコネクター x 1 (USB Type C x 2&イーサネット拡張コネクター2と兼用) USB 3.0 x 2(内、Powered USB 3.0 x 1) USB Type-C x 2(Video-out機能付き) |
ワイヤレス | IEEE 802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth |
Bluetooth v4.2
|
内蔵カメラ | HD 720p カメラ 、ThinkShutter付 HD 720p カメラ+IRカメラ (カスタマイズによる選択) |
カードスロット | スマートカードリーダー(カスタマイズによる選択) microSDメディアカードリーダー(標準搭載) |
本体寸法 (幅×奥行き×高さ) |
約 307.7 x 209.8 x 17.4mm FHD No-Touch 約 307.7 x 209.8 x 17.8mm FHD No-Touch以外 |
質量 (バッテリー・パック、を含む) |
約 1.13kg~ FHD No-Touch 約 1.26kg~ HD No-Touch 約 1.27kg~ FHD Touch |
バッテリー・パック | 6セル リチウムイオンバッテリー (固定式) |
バッテリー駆動時間 | 最大 約10.9時間 |
SIM |
nanoSIM
|
ThinkPad A285は、LTE対応のThinkPadの中でも珍しいAMD Ryzen Pro、グラフィックスにRadeon Vegaを搭載しています。
最上位構成でプロセッサはRyzen 7 Pro 2700U、グラフィックスはRadeon Vega10。メモリは16GB、512GB SSD (M.2 2280, NVMe)を搭載可能。
ディスプレイは12.5型のIPS液晶で、解像度はFHD(1920×1080)。タッチ対応可能です。
重さ約1.13kg~と、同じ画面サイズのThinkPad X280と同じ重さではありますが、バッテリー駆動時間が最大10.9時間と、X280の2/3くらいです。
ThinkPad A285はこんな人にオススメ!
- 【社内では】外付けディスプレイに接続してデスクワークする人
- 【社外では】日々高頻度で持ち歩いて、出先のカフェなどでも仕事に利用する人
搭載されているインターフェース
インターフェースには、
- USB 3.1 Type-C×2
- イーサネット拡張コネクタ-2
- Powered USB 3.0
- HDMI
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
- スマートカードリーダー(カスタマイズで選択)
- Powered USB 3.0
- セキュリティキーホール
が搭載されています。
別売りのThinkPad USB Type-CドックをつなげることでDisplay Port、HDMI、USB、ギガビットイーサネット、マイクジャック、セキュリティーキーホールなどを生やすことができます。これにより有線LAN接続をしたり、モニタを接続したり、他モバイル機器に給電するなどが可能。
他、別売りのThinkPadドッキングステーションも似たようなことが可能。こちらはThinkPadを載せるだけで接続できます。
ThinkPad ドッキングステーション | レノボジャパン
他の4G LTEに対応しているThinkPadシリーズについては【5G/4G(LTE)対応「Lenovo ThinkPadシリーズ」対応周波数・スペック比較/まとめ】をご覧ください!
ThinkPad A285で搭載できるCPUについて
ThinkPad A285は以下のCPUのどれかを搭載可能。選んだモデルによっては一部のCPUを選択できないようになっています。
プロセッサ | 動作周波数 | ブースト時の 動作周波数 |
コア数 スレッド数 |
AMD Ryzen 7 Pro 2700U | 2.2GHz | 3.8GHz | 4コア 8スレッド |
AMD Ryzen 5 Pro 2500U | 2GHz | 3.6GHz | 4コア 8スレッド |
AMD Ryzen 3 Pro 2300U | 2GHz | 3.4GHz | 4コア 4スレッド |
コア数スレッド数はRyzen 3 Pro 2300Uのみ4コア/4スレッド、Ryzen 7 Pro 2700UとRyzen 5 Pro 2500Uは4コア/8スレッド。あとは動作周波数やブースト利用時の動作周波数でどれにするか決めましょう。
AMD Ryzen 5 Pro 2500Uあたりが良さそうです。CPUをグレードアップするかどうかは自分の財布と相談してください。
ThinkPad A285のメモリについて
ThinkPad A285のメモリは8GBまたは16GBです。
メモリはオンボード(ノートパソコンの基盤に直接はんだ付け)なので、後からメモリを増設したり交換することが一切できません。注文時にメモリを増やすようにしましょう。
ThinkPad A285のSSDについて
ThinkPad A285はM.2 SSDを搭載しています。最大で512GBのM.2 SSDを搭載できます。
ThinkPad A285を購入
Lenovo直販ではフルカスタマイズができ、ある程度の範囲で好きな構成で購入することが可能です。
ほぼ常にクーポンが配信されており、クーポンを適用することでどこよりも安く購入できます。
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